【楽曲傾聴】M.S.S.Planet
12回目の投稿です。(※長文)
M.S.S.Planet / FB777 (M.S.S Project) nico.ms
【感想】
- 最初、ゲームのオープニングみたい
- 強烈な現実離れ感
- ゲーム音楽というよりはゲームの中みたい
- ゲームっぽい勇敢な空気もなくはないけど虚勢という感じ
- (言い方が悪いが)だらだら続く、ずっと同じ世界
- 最後のシメは力強い、前が開ける感じ
- ラスボス感
- 王道ではない、頼りない、でもかっこいい
【結果】
- キー:H moll
- テンポ:BPM145前後
- 拍子:4/4
- 全体
- 基本ずっとハーモニーが薄い。Bメロ、サビは若干厚い(虚勢感、頼りない、逆に言うと隙間があって不気味、聴き手が身構える)
- ゲームの効果音のような音が非常に多い。生音はほぼない(多分)(浮遊感、現実離れ感)
- 必ずA-B-サビ間をリズム隊が橋渡ししてリズムが途切れない(一息つかせず聞き手を閉じ込める)(途切れるのは2番前ギターソロ終わりと2番サビ前のみ)
- ミクの調教についてはよくわからない...
- 冒頭
- The シンセ。ファミコンとか昔のゲーム機っぽい。ファンファーレ、オープニング(ゲームの幕開け感)
- よく聴くと硬めの音と柔らかめの音重ねてる
- The シンセ。ファミコンとか昔のゲーム機っぽい。ファンファーレ、オープニング(ゲームの幕開け感)
- 間奏
- ベース、シンセ×2
- 打ち込みでないと出せない不自然な音(シンセ)(ゲーム感)
- ピコンピコンいってる音はファミコンとかのミサイル発射音?みたいなものを思い出す。(これがでかい --> ゲームの中に入ってる感?)
- ノリのいいベース(細かいリズム)(勇み足)
- Aメロ
- ミク、ギター、ベース、ドラム(打ち込み)、間奏と同じシンセ。音数少ない(虚勢感、頼りない)
- 細かい音多い(ドラム(打ち込み)、ベース、ギターはハーモニーと装飾)
- 途中からまたファミコンっぽいシンセ追加。残響少なめ(ゲーム感)
- Bメロ
- 初めて長い音が追加(高音と中音) --> 安定。厚くはならない
- ドラムが2拍子から4拍子になり(?)ノリがよくなる
- 全体的に単調なリズムや長い音符が多くとても素直
- ミクの刻みとドラムのおかげで間延び感はない
- ギターはロングトーン --> また刻みはじめオシャレに
- ピコンピコンのリズムが一定に、ベースはただの裏打ちになって引っ掛けリズムが消える --> 後半~サビに向けて音程が下がり、裏に入り気味
- サビ
- 2拍子に戻る(ギター、ドラム)
- またロングトーンが消える(虚勢感、頼りない)
- シンセとベースは8分(裏打ち)で刻みつつ動く
- ミクが細かい音を歌うので停滞感はない
- サビよりその後の間奏のが盛り上がってる感すらある(ミクは比較的密度が低いがギターは高いため。なんでこうしたんだろ...)
- 2番
- A: シンセ装飾で変化を出す(高音+形も複雑化)
- B: 変わりない(多分)
- サビ導入: リズムが消える + スネアのロールっぽい音がザーって(リズムをかき消す)
- サビ: 叩き系 なし --> 少し -(ドラムが(FB曲によくある)繋ぎ)-> 元に戻る(キー半音上げ)
- 最終サビのギター:Hrのグリッサンドっぽい役割?
- 最後コードCで締める(力強い、前が開ける感じ)
【その他】
- 好きで何度も聴いている曲なので一緒に歌ってしまって大変でした()
- 個人的に「王道でかっこいい曲」とは思っておらず、「ラスボスっぽい」という感想を見てなぜそう聞こえるのか気になって取り上げました。
- 曲の展開は平坦だが、強いイントロから音の少ない間奏、Aメロで「ドキドキ感、不安感」を得て、Bメロ、サビで少し音が増えて小さな冒険を終えたような気分になるのかなと思いました。
- そこから最後の転調、最終サビのグリッサンド的ギター、単純なCコードで締めることで、冒険の始まりから最初のダンジョン、ラスボス、ゲームクリアまで体感したような気になるのかなと感じました。
- Bメロだけ4つ打ちになるのも何かの効果があると思うが、分からなかった。
- MVのイメージが刷り込まれているため曲以外の解釈が含まれているかもしれないが、ストーリー性があって面白い曲。
- 記事を書くのが久しぶりで聞けたところと聞けないところが偏ってしまった。あと分量が大変多くなってしまった。
- 感想は人によって異なるので、良かったら皆さんの感想も聞かせて下さい。どうしてそう感じるのか考えてみたいと思います。